昨年末ですが阿佐ヶ谷本店の屋上看板を撤去致しました。
理由として老朽化に伴い、強風時の安全性を考慮したのものです。 新しい看板への交換も検討しましたが、昨今の台風の巨大化を鑑みますと店舗外部の突起物は極力無くした方が良いとの判断に至りました。
JR阿佐ヶ谷駅ホームからの一風景に成っていたようですが、これも時代の流れと言うことでご了解ください。
ただお客様からのお問い合わせは、未だに全く無い状況ですので、ああ言った看板の宣伝効果はそれほど無かったのだと良い勉強に成りました。
看板は無くなっても鉢の木 阿佐谷本店は、今まで通り営業しておりますので、これからも、変わらぬご愛顧の程お願い申し上げます。
平素、私ども鉢の木をご愛顧いただきまして、真にありがとうございます。
7月よりカスタードプリンから始めました洋菓子販売ですが、ご好評につき9月も継続して販売しておりました。ただ次のシュークリームを期待してお問い合わせが有ったとの事で、本当に嬉しい限りでございます。
今後の洋菓子販売ですが、10,11月も継続してカスタードプリンを販売する予定でおります。
ご好評いただいていているのに内情をお話しするのは恐縮でございますが、カスタードプリンは大変奥深く、カラメルの焦がし具合から始まってオーブンで蒸し焼きにする釜温度と焼成時間の相関からくる、ベストな食感を未だ試行錯誤している最中でございます。
本来は四季に応じた、蒸し焼きのやり方を習得して初めて1年を通した安定した舌触り食感のカスタードプリンをご提供できるのですが、次のシュークリームの、ご期待も有るようですので初冬にかかる11月迄と致しました。
ただご期待いただいているのに申し訳ないですが、シュークリームは飛ばして12月から栗入りのパウンドケーキを販売するかもしれませんし、栗の状態では11月からの販売にするかもしれません。
そこは私のフランス菓子を勉強して来た成果を試させて頂いている場と言う事で、ご理解いただけますと助かります。
最後にカスタードプリンの表面に濃い茶色の塊が有る場合がございますが、これはバニラビーンズや濃し切れない鞘が集まったものですので、どうかご安心下さい。
何時の日か基本の古典的なフランス菓子を1年を通して、ご提供できるよう精進してまいりますので、引き続きのご愛顧お願い申し上げます。